軽井沢の雪の餌かご

雪予報の軽井沢顛末

こんにちは、あんじゅです!

雪予報で、大雪になるかも!と案じられたのは1週間ほど前のこと。ちょっと遅くなりましたが、その顛末のご報告です。

 

夜中に降り出した雪は、翌日のお昼前まで降り続き、ついに停電!停電の多い軽井沢町の中で、あんじゅ宅の界隈は滅多に停電しないので、すぐに復旧するかと思いきや、5分経ち、10分経っても復旧しません。

これは本格停電かと思い、まずはアクアリウムのガラス水槽の壁に「衣服に貼るカイロ」をペタリ。その上から、非常用の保温ブランケットで包みます。これにて、通年27℃を保つ水槽の2センチほどの熱帯魚×3はしばらく安泰。

アクアリウムの普段の様子はこちら。裏から見るとこんな水景のAQUA-Uシステムです。

AQUA-U

いわゆる「加藤水槽」が商品化されたAQUA-Uですが、アクアリウムの話は盛り上がりすぎるのでまたの機会に。

 

おっと、窓の外に人の動く気配。お隣さんの「雪かきマスター」の登場です。

新潟ご出身のご夫婦のうち、雪かきご担当は夫さんの方。常に的確なタイミングで雪かきに出動されるので、いつもお手本にさせていただいています。

というわけで、早速、あんじゅ宅も出動。

お隣さんとの共有地と公道は、雪かきマスターと相方に任せ、あんじゅは駐車場界隈を担当。玄関先から車の周りの雪を、小ぶりの雪かきスコップですくっては投げ、すくっては投げ。家の壁際と敷地の隅に雪の小山。

軽井沢に暮らすようになって初めてよくよく眺めたのですが、雪を通した光って青いんです。

ほら、こんな風に。

軽井沢の青い雪

全波長の光を反射する雪ですが、日陰では波長の短い青の色が見えるということのようです。

 

さて、車の周りの雪かきをざっと終え、次は家の裏手へ。角を曲がれば、そこは例の野鳥たちの人気カフェ。

雪の日はきっと食べ物に困るだろうから、朝のうちに、ひまわりの種をたっぷりあげました。

その時の様子がこちら。

軽井沢の野鳥の餌カゴの雪

餌かごももっちりとした雪で埋まっています。

お昼には2回目の餌の時間の予定。その時のために、餌場までの道をつけました。

軽井沢カフェまでの雪かき

ちなみに、地面には餌を探した鳥たちの足跡。平安の頃、文字を「鳥の足跡」と表現したといいますが、かなり饒舌な文章になりそうです。

軽井沢の鳥の足跡

雪は鳥たちにとっては困難な事態。というわけで、その後、ひまわりの種に加えて、久しぶりのバードケーキも大盤振る舞い。

シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ゴジュウカラで大賑わいとなったわけですが、そこにヒヨドリとキジバトも登場。

ヒヨドリは、バードケーキを突いてみて、最初は首を傾げていたものの、やがて

これはいける!

と気づいたのか、直径2センチほどのお団子を懸命に突いて、みるみるうちに平らげてしまいました。

なお、キジバトは小鳥たちの賑わいに釣られてきたものの、しばし枝に座したのち不思議そうな顔をして飛んでいきました。

ヒヨさんもキジバトさんも写真を撮りそびれたので、ここはコガラちゃんのお食事風景にて。ひまわりの種を両足で上手に押さえて、くちばしで殻をむきます。

 

停電は雪かきをしている間に復旧。約1時間半程度だったでしょうか。

昔は雪で3日間停電したこともあると聞いていましたが、今回は大したことなく済みました。

今、軽井沢の雪は随分と溶けたものの、氷となって残っています。滑らないように御用心、御用心。

それでは、またお会いしましょう!

-軽井沢, ぶろぐ

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